リュリュが人間界に来たばかりの頃の事
龍神様の事を知っていると言ってきました。
リュリュ
「龍のおじちゃん僕好き~
僕なら龍のおじちゃんと普通に話せるよっ。
急いでクラウパパの後ろに隠れちゃうんで困っちゃった事を
僕に教えてくれたよっ。
ママがおじちゃんが苦手なのが不思議~。すっごく優しいのに!」
と不思議そうに首を傾げていました。
みや
⦅龍神様がリュカに声をかけようとして、リュカがクラウの後ろに
隠れてしまって、声をかけそびれて困っている姿が見えるけど・・・
ふふっリュリュは龍神様を近所のおじさんみたいに見てるのかな?
恐れ多い龍神様として見ているリュカのイメージとはまるで
違ってるわね⦆
それから数日後ふと龍神様は今どうされているか聞いて
みました。
リュリュ
「りゅうじんさま?次は雨が降らないと来ないみたいだよ~」
みや
「そうなんだ~え?あれっ?この間は龍のおじちゃんって
呼んでいたのに今日はなんで龍神様って呼んでいるの?」
リュリュ
「ママがね~『親しき仲にも礼儀あり』なんだって~
僕赤ちゃんだから良くわかんないけど。
ママがダメっていうから『りゅうじんさま』って
呼ぶ事にしたの」
みや
⦅そっかぁ。リュカはそういうの厳しそうだからな~
私の事も呼び捨てダメって事でみやちゃんって呼ばせてるしな~⦆
「でも龍神様はリュリュにおじちゃんって呼ばれても
気にしていなかったんでしょ?急に『りゅうじんさま』に変えて
驚かなかったの?」
リュリュ
「りゅうじんさまはね~苦笑?っていうのをしていたよ。
僕の頭をなでてくれてね~『お母さんがそう言うなら仕方ないね』
って言ってた~おじちゃんって呼べないけど仲良しだから
お話楽しいんだ~」
リュカは教育ママになりそうです。
でもリュリュを通して見える龍神様は前よりも大分身近に
感じられます。
リュカに怖がられ、リュリュにおじちゃんと呼んで貰えなくなって
少し寂しそうなイメージでなんだか気の毒に感じました。
それとこれからは龍神様の話をもっとリュリュを通して聞けるのかなと思うとワクワクです☆