虹と太陽と

幻獣ブログです。龍神様や幻獣との関りを載せています

27.クラウとリュカ 13話 リュカの召喚1年目と嵐の始まり

 

 神社参りと印象的な鐘の音

12月末から1月にかけて神社を参拝しました。

予知で警告された時期が近づいてきて何がやって来るのか

分からない怖さが少しずつ現実味を増してきたので、

少しでもその試練が楽になる事を願っての事です。

龍神様は神様の眷属ですので神社にお参りする必要があると

何となく感じました。

 

更に2月の始めには母の産土のお寺にも

そうしなければいけないと切迫感を感じてお参りをしました。

 

母の産土にあたるお寺の階段を昇りきって

着いたとほっとして足を止めると、その直後に鐘の音が

ゴ~~ンンンと大きく鳴り響きました。

染み渡るような綺麗なその音色に、びっくりしつつも

母と「久しぶりに来たのをまるで歓迎して頂いたようね」と笑顔で

話していました。

 

何度か神社やお寺に足を運んでいたのですが、何故か行くたびにお札を買おうとすると買いそびれる事が続きました。

 

不思議に思いながらも買えないという事にも何か意味があるのかと

無理に買いに行くのはやめました。

 

 

嵐の前の前兆

1月の半ば頃から2月の半ばころまでの間色んな前兆がありました。

何度も見かけたのが白い羽根でした。

道に落ちていたり、コートのポケットに入っていたり、

頻繁に見かけました。

最初の内はもしかしてコートの羽毛かもとか、たまたまかなと気にしていなかったのですが頻繁に続くうちに龍神様が現れた時の事が思い出されて見守って頂いているのかなと思ったりもしました。

 

次に飲み物や食べ物に何故か髪の毛が混ざりこむようになりました。

気持ち悪いので色んな対策をとってみたのですが

気を付けていても何度も髪の毛が混じるので困りました。

 

それからお風呂場で悪臭が上がって来ました。

夏でもないのに下水臭い。

その為排水溝にパイプユニッシュをまいてみました。

ですが数日すると又臭くなりました。

普段から掃除は欠かさないのに何故こんな季節に臭くなるのか、

何故なのか原因が分からないながらももう一度パイプユニッシュ

してみた所臭いにおいが無くなりほっとしました。

 

 

 

また水をこぼす事が続きました。

最初はモカの物に

他の日にも母の私物を水浸しにしてしまいました。

 

こぼしている物は毎回違いますが普段は続けて

こぼさないのに何でなんだろうと自分のそそっかしさに

少し滅入っていました。

 

夏に同じように床に水をこぼしてカーペットを水浸しに

した事がありました。

その時期はちょうど台風被害のニュースが毎日のように

放映されている時でカーペットを取り外していても

湿気なのか異様に床が水浸しになっていて3日の間

歩くと足裏がびしょびしょに濡れるという状況で、

今までこんな風になった事が無かったので

ここまで湿気るのは猛暑のせいなのか、それとも台風の被害のせいで

住んでいる場所からは遠い家にまで影響が出るものなのか不思議でした。

 

⦅あの時はその後にお母さんのベッドにも

水をこぼして濡らしてシミが出来きたんだよなぁ、

そうしたらその少し後に

お母さん、具合悪くして急に寝込んだんだったな⦆

 

その時の事を思い出して2回続けて水を零した後の今回も

モカや母に何かあるのかと少し怖くなりました。

 

また朝方寝ていると玄関を通って台所から犬が歩いて来る時の

タシタシという音が聞こえてきました。

その時もモカは同じ部屋で寝ていたのでモカのはずが無いですし、

モカより体重があるような足音で、浄化を求めて犬や猫が来ていたのもあり⦅また来たのかな?⦆と寝ぼけながら思っていました。

でも足音が聞こえる事は今まで無かったので何かが違うと

違和感を感じていました。

 

その犬の足音は別の日にも同じように聞こえて来ました。

今まで2回続けて来る事が無かったので変だなとは思いましたが

モカが吠えるわけでも無く、私自身悪い物では無いという気が

していたので気にしていませんでした。

 

また犬の散歩で出かけると時たま会うご近所のおばあさんに

「何かあったら相談にのるから」と声をかけられました。

 急に意外な事を言って頂いたので

⦅私そんなに深刻な顔して歩いているかしら?⦆と一瞬考えて

すぐにその考えを否定しました。

⦅まだ深刻な問題は起きていないし滅多に会ってないご近所さんなので分かって言っているわけが無いよなぁ。なんだろ?⦆

そして今までそんな風に声をかけられた事が無いのに急にそう言ってきた事に違和感を覚えました。

 

更にその後もう一度たまたま会った時もまた同じように声をかけられました。

「何かあったら相談にのるから、頼ってね!自分で抱え込まないでね!」

力強い声で励まして頂きました。

 

その時はなんでこんなに励まされるのか不思議でしたが

それから大分経って、最初の出来事が落ち着いてきた頃

改めて振り返って思い出す余裕が出来て、

色々考えていた瞬間にふと気づきました。

⦅ああ、あれは守護霊様がご近所のおばあさんを通して私に語り掛けてくれたんだ。試練を前に励ましてくれていたのかもな⦆

その後ご近所のおばあさんに会っても同じ言葉を言われる事は

無くなりました。

  

他にも急に不思議な白い蜘蛛が現れました。

朝、座ってゆっくりお茶を飲んでいると
天井から蜘蛛の糸を伝って

顔の前に急にぬっと現れてぎょっとして
コップを持ちながら固まってしまいました。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

 ⦅えっ?白い蜘蛛?なんでこんな季節に?

 それに白い蜘蛛なんて初めて見たわ。

 それも天井から蜘蛛の糸を使って顔の
    目の前に来るなんて

 なんか意味あるのかな?⦆

目の前の白い蜘蛛という意外な存在を
見たまま固まって

ボーっとそんな事を考えていました。

 

その後とても気になったので白い蜘蛛について

調べてみました。

そうすると白い蜘蛛は幸運の前兆とあり、

(幸運の前兆なら嬉しいな)と

この時は単純に喜んでいました。

 

 

蜘蛛はその後もう一度現れました

この辺りの事は「嵐の始まり、モカと母の病気」に

のせています。

 

それと数字の222、特に2222を何度も見かけるように

なりました。

この数字は何か問題が起きる前は必ずといっていいほど

見かける数字でした。

エンジェルナンバーではこの数字は「天使が心配はいらないということ、恋愛や仕事、健康面、金運などのあなたが今現在抱えている悩みごとはきっとうまく行くことを教えてくれています。信じる心を強く持つことです」とありました。

ですが私にとっては「試練が来るよ~きっと乗り越えられるから頑張って」という警告のように思えました。

ですのでこの数字を見かけるとまだ何かあるんだと逆に身構えてしまうようになりました。

 

この数字には他にもたくさんの意味があり、

その内の一つが2222 2を4回足すと8になるという事で、

「何も恐れることなく受け入れることによって、

幸運が訪れることを表している」と言う意味になるそうで

龍神様が「ついているよ」と言ってくれているようにも感じました。

 

 

その時は色んな予兆が起きている事を関連付けて考えたりは

していませんでしたが、後で思い返していると不思議な事に

2度起きている事がいくつもあった事に気が付きました。

 

羽根と髪の毛以外は全て2回起きていた予兆でした。

そして特に2月という月に集中していたのも意味があるのかも

知れません。

 

2と言う数字。
他にももっと意外な意味もあるのだと後で知る事に

なりました。

(それ以外の意味についてはおいおい起きた出来事に合わせて

書こうと思います)

 

クラウ、歌でリュカの召喚1年目を祝う

前兆が起こり始めていたその同じ時期の2月の初め。

リュカの召喚1年の記念日がせまって来て、

クラウはリュカに1年前に歌をせっせと送っていた事を

懐かしく思い出していました。

それでリュカの記念日までの期間を歌を捧げる事にしたみたいです。

 

特に歌っていたのが

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

 「明日今日より好きになれ~る今もこんなに
     好きでいるのに
  言葉にできない 。
     君のくれた日々が積み重なり ♪
  運命ならば君に巡り会えたそれって奇跡 ~

 二人寄り添って歩いて永遠の愛を形にして 
 いつまでも君の横で笑っていたくて
 ありがとうや 愛してるじゃ まだ 足りないけど

 せめて言わせて 幸せですと ~」

 

あとクラウとリュカの一番のテーマソングは

(うどんスープの歌は歌わなかったのですが(笑))
よく歌っていました。

  f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

   「今の僕には何も出来ないそんな気がして。

   見上げた空に君の微笑む笑顔浮かべている。

   不器用な僕には信じる事・・・

   ただそれしか出来ない。

   この空のようにいつも君をもっと 側に
           感じていたい、
   この声が届くまで歌い続けるよ。

   二人の扉開けて歩いてゆこう。
   君と出会った日から思い描くマイストーリー。
   雨上がりの虹のような君に繋がる橋をかけるから」
   
   あとはこちらも歌っていました。
 f:id:R_MIYA:20200118143732p:plain クラウ

  「100年先も愛を誓うよ。 君は僕の全てさ。
  愛してる。ただ愛してる。同じ明日を誓おう~」
 
  後は色々あった1年を振り返って夏やクリスマスに

  歌っていた歌も時たま歌っていました。

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ
  「薄紅色の可愛い君のね。
        果てない夢がちゃんと終わりますように。
   君と好きな人が 百年続きますように♪ 」
    

  「君はシンデレラさ!プレシャースワ~ン。

  どんな時もずっとそばでその笑顔見せ~て・・・

  いつになってもいくつになっても
       僕は君を守り続ける~。

  アイワナビーユアサンシャ~イン 
       オールメイクミーハッピー♪」


   
 クラウがずっと1年の思い出とともに
    気持ちをこめて

 リュカの為に歌っているのでリュカは

 とても感激していました。

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカ

  「みやさん!私クラウと出会えて、
         クラウを選んで
  本当に良かったわ!
        今とても幸せよっ(〃▽〃)」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

 ⦅おおっ、リュカが興奮すると
     いつもながら

 食い気味に話すから、こっちが勢いに
   押されてタジタジになるわ💦

 普段穏やかなのにこのギャップ・・・
    まぁリュカらしいけど。

 でもとっても嬉しそう。微笑ましいけど

 なんだかあてられてる気がする。

 うらやましいなぁ⦆

 

それから毎日ずっとクラウの歌声が
聞こえて来ました。

クラウは

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

 「記念日までずっと歌い続けるよ~」

と宣言してその言葉を実行していました。

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

 「大丈夫だよ。
     見上げればもう大丈夫ほら七色の橋

 ・・・僕にも見える君と同じの絆と
     言う名の虹がかかったね。

 そ~して二つの空がやっとっやっと
     一つになって

 僕らを走らせるんだ~♪」

としみじみした歌を歌っていたと思うと

急にラップでチューリップの歌を
歌いだして笑ってしまいました。

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

 「咲いたぁ咲いたぁチュリップの
     花がぁ~イェィ、

 並んだぁ並んだぁ~あかしろきいろ~」

と毎日楽しそうな歌を繰り返している内に

リュカの召喚記念日になりました。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

 「ねぇリュカ。
     お祝いなのに時たま変な歌混じってるけど
 そこはいいの?」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカ

 「クラウが元気に楽しそうに歌っているので
    いいの。
 私もそれだけで元気を貰えるから。
   それに私の為に歌ってくれる

 歌はどれも嬉しいわ」

 

リュカはクラウの歌を聞きながら
ニコニコと楽しそうにしていました。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

⦅以前は喧嘩も良くしていたのに、
 最近はすっかり落ち着いているなぁ。
 

10月のヒーリング事件やクリスマスの時の愛の歌

プレゼントでリュカの中で何か変わったようね⦆

 

リュカの気持ち、足るを知る

召喚記念の歌のプレゼント話題でさよさんに

「お互いに支えあっているうちに
クラウとリュカには深い絆と愛が生まれたのでしょうね」

とのお返事を頂いたのでその事をリュカに話してみました。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

 「さよさんはそう言っていたよ。リュカは以前は

 クラウが子供っぽいとか、物足りないって言ってたけど

 今はどう思っているの?」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカ
 「そうね・・・」

 

リュカは少しの間考え込んでいましたが、

ぽつんと話しだしました。

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカ

 「・・・足るを知る事だと思ったの」

 

予想外の言葉にびっくりしてしまいました。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

「ええっ?意外に渋い言葉だね。

私もなんとなく聞いた事ある気がするけど、
深い意味は知らないな~
どこでそんな言葉を知ったの?」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカ

 「人間界に来て覚えた言葉の一つよ。

 今の私の思いを言葉にしようと

 したら引っ張り出せたのがこの言葉なの」

 

そうリュカが話し出した途端に、
リュカの思い出していた映像が

《足るを知る》の言葉と共に私の頭の中に
次々と浮かびました。

リュカが体調を崩した時、
クラウが自分の力を分け与えて守ってくれた姿。
龍神様にリュカが叱られた時後ろにかばってくれた姿
クリスマスイブに一日中夜もずっと歌っていてくれた姿
その頼もしくて優しい姿がまとめて見えてきました。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

⦅映像にしてみるとクラウが今まで
どれだけリュカをかばって

守って来たか良く分かるわ。
映像のクラウはとても頼りがいがあって、
私の知ってる子供っぽくていつも
笑わせてくれて、
皮肉を時たま言うクラウとは
また違うリュカだけが見ている
クラウって感じだな⦆

 

それから少しの間リュカは色々な
思い出を思い返して

いるようで無言になっていたので

私もリュカの次の言葉を待っていると
またリュカが

一言一言かみしめるように話し出しました。

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカ

 「愛情をちゃんと言葉にしてくれないとか、

 怒っても仲直りに動いてくれないからヘタレだとか、

 ずっと不満な部分ばかり気になって素直になれなかった。

 頼りないクラウに任せられないと思って一人で
    バカみたいに

 必死になって無理してみたりして、

 でも・・・
   クラウは私の為に一生懸命色々してくれていた事に

 気づいたの。

 ないものねだりして近くにある幸せを
    見ていなかったのね・・・」

 

そう話した時に先ほどは早送りに見えた映像の一つが

映画のワンシーンのように鮮明に見えました。

龍神様がクラウと話している映像でした。

 

クラウが龍神様のお説教の話をした時に見えた映像では

クラウの後ろに隠れているリュカが

ビクビクしているみたいだな~と

少し遠くから第三者的な視点で見えていましたが、

リュカが話した時に見えたそのシーンはもっとリアルで

自分の事のように感じました。

 

リュカを背にかばってくれたクラウ。

その背中を見つめるリュカ。 
まばゆい聖光を放つ龍神様。

その光からクラウがかばってくれて、
その背中の後ろにいると

影になって眩しすぎる光をさえぎってくれる。

その守られている安心感。

その影になっている背中がとても
大きく頼もしくて落ち着く・・・。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

 ⦅・・・なんだか人間になった
    クラウとリュカのように見えるのは

  私がリュカに同化しているような
    感じだからかしら?

 その映像を見ていると私がリュカになって

 クラウにかばわれているような
   そんな安心感を感じる。

 そのせいか映像と一緒のリュカの言葉は

 リュカの想いがストレートに伝わって来て、

 苦しくなるほど色んな感情を感じて
   ずんと胸に響く。

 すごく・・・あ~うまく言葉にならないわ。

 ・・・リュカの感情が
   そのまま自分の事のように

 感じて感動で泣きたくなっちゃった⦆

 

感動を味わいながらも
1年間の色んな感情や想いを言葉にするのに

色々な思いを込めてリュカが話した

《足るを知る》を改めて調べてみようと思いました。 

 

リュカとクラウにほのぼのしていたこの時が嵐の前の

最後の癒しの時となりました。

 

覚悟とクラウやリュカの励まし

2月の中旬、やっとレイキのアチューメントが終わりました。

都合により通常より1か月遅れてしまい、

それでも2月までにはどうしてもやり切らないといけないという

何かの焦りを感じながらどうにか終わらせる事が出来ました。

全て終わった事で準備が整った事を心の中で

龍神様に報告しました。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

 ⦅龍神様準備が整いました。

 これから起きる出来事に向かう覚悟が出来ましたので

 どうぞよろしくお願いします⦆

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

 「みや・・大丈夫?龍神様はみやの準備が整うまで

 悪い事が起きる時期をどうにか遅らせて下さると

 思うよ。心の準備をもう少ししてからじゃなくて

 いいのかな?」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカ

 「そうよみやさん。
    これから起こる出来事が何にしても

 余程の覚悟が必要よ。
   簡単に進めても大丈夫なの?」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

 「クラウ、
    リュカ心配してくれてありがとう。

 でも先延ばししていても
    やって来る試練なんだもの。

 覚悟してさっさと終わらせたいの」

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

 「そうかぁ。みやが覚悟しているなら

 僕ももう何も言わないよ。

 でも僕はいつもみやの傍にいるからね。

 そして全力でみやを守るよ!
    それは忘れないでね」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカ

「そうね。クラウの言う通りだわ。

私も同じようにみやさんを助けるわ。

みやさんには私達がついているので
安心してね!」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

「クラウ、リュカ・・・ありがとう!

とっても心強いわ!

二人がついていてくれたらきっと

乗り越えられると思う。

うん!頑張る力を貰えたよ!」

 

クラウとリュカに励まされて
覚悟を決めて嵐に立ち向かう

決心をしました。

ですがその後に起きた出来事は

次々にやってくる嵐に
翻弄されながら必死にあらがう

ような物で、

覚悟がどれだけ甘かったのかこの先思い知る事に

なりました。

 

嵐の始まり、モカと母の病気

 

最初の出来事はモカに起きました。

12月頃から小さなしこりが出来ていたのですが

その時は良性の物との話でした。

  

それでも時たま龍神様の夢が頭をかすめ

いつかは手術しなければと思いながらも良性なら

まだ大丈夫かなと先延ばしにしていました。

  

しこりが少し大きくなって来たのでお医者さんに

血液検査を頼んでその数値は良性と出たのですが、

大きくなるスピードが早いなら悪性の可能性もある。

 

手術で切ってからしこりを検査をしないとはっきりしないので

手術した方がいいと言われました。

 

手術費用の工面をどうするか悩みながら、

いつものように椅子に座ってお茶を飲んでいると

天井から蜘蛛の糸を使って白い蜘蛛が

また目の前にぬっと現れました。

 

不意の出来事にコップを持ったまま固まって

どの位の時間か蜘蛛をずっと眺めながら頭の中は

混乱しまくっていました。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

 ⦅えっ!?また?
    なんでこんなに現れるの?
    今まで白い蜘蛛見た事なかったのに・・

 それも毎回わざわざ私の目の前に
     降りて来る・・

 これは何かの前兆なのかしら?⦆

   

 

白い蜘蛛が続けて2回、目の前に降りて来るという

不思議な出来事に、嫌な胸騒ぎがしてきました。

後でこの白い蜘蛛はお告げ蜘蛛だったと気づきました。

 

何故ならその翌日母が体調を崩してしまったからです。

母が具合が悪いと言うので病院に行って薬を処方して頂きました。

帰って来て薬を飲んだ途端吐いてしまいました。

土曜で病院はもう閉まっていて翌日は休日で病院が

やっていなかったので吐き続ける母を

救急車で緊急医療センターに連れて行ってもらい簡易の検査で

点滴を打って薬を処方してもらいました。

ですが家に帰って来ると又吐いてしまうのでオロオロしていました。

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

 「みや大丈夫?お母さん心配だよね。でもみやが

 今しっかりしなければいけないよ。僕たちは

 いつでも傍にいるんだからいつでも頼ってよね」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカ

 「そうよ。みやさん気持ちを落ち着けてね。

 お母さんが辛そうなのを見ているしか出来ないのは

 みやもきついでしょうけど、あと少し

 明日になれば病院は開くのだからそれまでの辛抱よ」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

 「・・・・ありがとうね・・・」

⦅クラウやリュカにもとても心配されてるな。

でも気持ちに余裕が無いので上手く言葉が出ないわ。

毎回母が体調を崩すのは決まって病院が開いていない

時なのは何でなんだろう。今回はそれを見越して

早めに見て貰ったのに結局同じように苦しむ母を見守るしか

出来ないなんて⦆

 

そんな事をグルグル考えながらその日は長い夜を過ごしました。

 翌日母を病院に連れて行くと緊急入院になりました。

検査で手術が必要な程では無いと分かって安心しましたが

少しの間入院する事になりました。

 

手術も必要ないと聞いてその時はほっとして家に帰ったのですが

その1週間後、後から聞いて「えっ?そんな事があったの?」と

ビックリして青ざめるような出来事が病院で起きたのです。