虹と太陽と

幻獣ブログです。龍神様や幻獣との関りを載せています

シエルちゃんとゆにちゃんと紅ちゃん⑯ 龍空君の爆弾発言と空良ちゃんの考えと風龍さんの話

あやや様への返信で
 
久しぶりに森を通って買い物に行きました。
シエルちゃんと行く事が多い場所ですので
いない時に行くのも
なんだか寂しい気がして以前よりも
行かないでいましたが
 
空良ちゃんと龍空ちゃんが一緒に来てくれたので
行ってみる事にしました。
 
揃って移動していると
森に差し掛かった時に森の木さんが
「シエルちゃんはいないの~?」
「なんで帰ってこないの~?」
「いつ帰って来るの~?」と次々に声をかけてきました。
 
この間はえのきを食べに帰って来たのに
森の木さんには会わずにさっさと帰ってしまったので
森の木さん達は寂しいようです。
 
すると龍空君は「あ~うるさいなぁ」と
うっとうしそうにつぶやいてから
「ねぇみやちゃん。僕ここの木さんで雷を
落とす練習していいかな?すごく練習するのに
良さそう」と爆弾発言をしました。
 
(えっ?龍空君、急に何言いだしたの?)と
びっくりしていると
その言葉に森の木さん達が激しく反応しました。
「ここで雷?この子なに?」
「雷落とすなんてひどい子だ~」
「雷こわいっ」
「こわい事言う子だ~」
「この子きら~い」
「この子ひどい子だ~」
「ひどい子きら~い」と
大ブーイングです。
 
予想外の展開に
頭の中が混乱して何か言わなきゃと
言葉を探していると
空良ちゃんが
「木さん達、ごめんね。
龍空ちゃんは悪気はないの。
そう言っているだけなの。
ホントにはしないから
許してあげてね」と
木さん達に代わりに謝っていました。
 
森の木さん達は
空良ちゃんには悪い気がしなかったようで
「そうなの~?」
「悪気は無いの~?」
「ほんとう~?」
「かみなり落とさない?」
「ほんとうに~?」と
聞いてきました。
 
でも龍空ちゃんは全然言い訳しないで
他人事のように知らんぷりしていました。
 
そんな龍空君を空良ちゃんがちらっと見ながら
「大丈夫だよ。
龍空君は本当は優しい子なんだよ」と
かばってあげていました。
 
森の木さんは
「え~優しい子~?」
「優しい子はかみなり落とすの?」
「優しい子はそんな事しないよ~」
「優しくないよ~」
「こわいこだよ~」
「でも白龍ちゃんはいい子だから・・」
「白龍ちゃんがそう言うなら優しい?」
「でも雷おとすって言ったよ~」と
大激論をしています。
 
そんな話を聞きながら
龍空君をかばわないでいいのか。
空良ちゃんに任せたほうがいいのか。
話すタイミングを失い戸惑っていました。
このままでいいのか、
後ろ髪をひかれる思いで
森を通りすぎました。
 
森の木さん達が怒っている様子が
その後も気になりながら買い物を済ませ
帰りにまた森にさしかかりました。
(大丈夫かなぁ?また揉め事起きないかな?)と
心配していると
 
龍空君に気がついた森の木さん達が
「あっ!さっきのひどい子だ~」
「かみなり落とす子きら~い」
「ひどい子きら~い」
「きら~い」
「ひどいこきら~い」と
また嫌いと言っています。
雷を落とすと言われた衝撃が木さんには
とても大きかったようです。
 
龍空君の様子をおそるおそる見ると
龍空君は全然気にしていません。
「そうなの?でも僕は細かい事は気にしない
男だから。嫌われても気にしないよ」と
前をしっかり見据えたまま話していました。
 
それを聞いた森の木さんは更に色々
言っていました。
 
その状況に私もどうしていいか分からず
まだ戸惑っていました。
その後は三人とも無言で森を抜けました。
今回は空良ちゃんも何も言いませんでした。
 
森を通り過ぎて龍空君になんと言おうか
考えていると
龍空君はまだ前をまっすぐに見たまま
「僕はね。男が重要な役目で出かけている時に
それを邪魔するような事を言うのはいけないと思うんだ。
男は黙って静かに待つべきだよ」
と決意をこめて話していました。
理想の男に対しての強い信念を感じました。
 
でも同時に木さん達は男の部類に入るのかな?と
首を傾げながら聞いていました。
ここで龍空君は急に声を張り上げて
「僕もいつか雷を使って役立つ存在になるんだ!
だからシエルちゃんのお手伝いもしに行きたいなぁ。
ゆにちゃんとも雷話題もしたいっ!」
と色々したいことを早口で話していました。
(森の木さんに対して今は考えないように
しているように見えました)
 
龍空君は
どこかで雷を試してみたいんでしょうね。
空良ちゃんは行きには
かばっていたのに帰りは何故か
一言も話さないでいました。
どう考えていたのかは分かりません。
 
黒鉄ちゃんも鬼滅好きなんですね!
うちの二人とも暇そうなので申し訳ないなと
思っていると、皆が見ているという情報を知ったせいか
鬼滅の刃が見たいよっ。いつ見せてくれるの?」と
聞かれてしまいました(;^_^A
コミックをまとめ借りしようかとしたら
今はどこもまとめ借りは厳しそうですね・・・
二人には申し訳ないです(>_<)
 
Aさんから下記で頂きました。
 
 
沢山の楽しいお話しありがとうございます。
なるほど〜。と思うこともあり、大変勉強させて頂いています✴︎
 
現在紅ちゃんは太陽みたいですね〜(><)
(陽気が増えて太陽のように感じられるという事かと。
紅龍は一番体感を感じやすい小龍ちゃんです)
前みたいに腕にしがみついている感覚が少ないので、
どんどん成長していて、頼もしくも、少し寂しくもあります(><)
 
まだ、立て込んでいますが.明日はえのきを買ってあるので
えのき料理にしたいです^^✴︎
実は青龍ちゃんが一番雷を得意とするんですね〜(°▽°)
なるほどー。と思いました^^
雷龍さん、きっとカッコ良いんだろうなあ。
ゆにちゃんが憧れるのもわかります^_^
きっとゆにちゃんが練習するなら、近くの河原でしょうね〜。
龍空くんに教えて貰えたら良いですね〜^_^
 
連絡を頂いた翌日の夜の返信で
 
えのきを炒めていたら
シエルちゃんが「あ~、えのきだ~今から帰って食べるっ」と
言いだしました。
「えー夜だしダメだよ。Aお母さんのとこで食べれるんだからいいじゃない」
と言ったら
「それはまた別だもんっ。みやちゃんの意地悪~
夜食べるなんてひどいよ~」と言っていました。
「昼でも今は帰って来れないでしょう?」と言ったら
「うっ・・どうにかして帰るもん。
だからお昼にえのきにして欲しいの!」
と駄々をこねていました。
 
 
いくら食べても好きなものなんで飽きないんですね(*^▽^*)
今日作られるんですか?よろしくお願いしますm(__)m
でも、えのきではシエルちゃんは相変わらずにぎやかですね~。
 
 
紅ちゃんは腕に巻き付かなくなったんですね・・・
うちのシエルちゃんもあっという間に一番可愛い時期が終わって
今は反抗期になっていますし
その少し可愛い反抗期もすぐに終わってしまうと思うと寂しいです。
セイ(紅)ちゃんもアッと言う間に大人になってしまったので
ですのですごく気持ち分かります!
龍空ちゃんはゆにちゃんが気に入ってるので一緒に
雷の練習したがりそうです(*^▽^*)
 
それと空良ちゃんはかばった後、龍空君が謝罪をしないので
黙って龍空君を見ていました。
買い物帰りの時も龍空君の話に何も言いませんでした。
龍空君に「そんな事言っちゃだめだよ」と
注意したりはしていませんでした。
空良ちゃんが何を考えていたかをその後話してくれました。
 
「龍空君はね。皆がシエルちゃん、シエルちゃんって
言うから少しうらやましくなったの」
「そうなの?」
「シエルちゃんとはまだ少ししかお話した事
無いからどんな子か分からないけど、
皆がシエルちゃんの事ばっかり見ているから、気に入らないんだよ。
龍空君はまだ子供だね」
(空良ちゃんも子供だと思うんだけど・・・)
 
 
「それにせっかく楽しく話していたゆにちゃんをシエルちゃんが
連れて帰ってしまったのも
気に入らないの。ゆにちゃんともっとお話したかったみたい。
今でもゆにちゃんを
独り占めしているから余計気に入らないの」
(紅ちゃんもいるから独り占めじゃないと思うよ??)
 
「シエルちゃんのお手伝いはしたい気持ちもあるし、
どんな子か知りたいって
気持ちもあるから複雑なんだよ。
それに嫉妬なんて男らしくないと思っているから
シエルちゃんを悪く言いたくないの。
でも森の木さん達は会ったばかりの僕たちの存在を
全然無視してシエルちゃんの事ばかり言うからむっとしたんだよね」
と分析していました。
 
「空良ちゃんは龍空君のようにむっとしないの?」
「僕は龍空君程子供じゃないもの。
そんな小さい事にはこだわらないの」
と話していました。
 
空良ちゃんはそう言っていましたが
いつでもシエルちゃんの話題ばかりで空良ちゃんも
寂しいのでは無いかと思います。
気持ちが分かるので龍空君の話に
何も言わないで黙っていたのでは無いでしょうか。
 
家でもっと色んな遊びが出来ると気分が変わっていいかと
思うんですが(◞‸◟)
 
とお送りしました。
 
次にあやや様からの返信です。
 
黒龍が雷龍になっても、黒龍として扱えていた能力を失うことはなく
(ただし性質は雷龍のものになるようです)、
黒龍としての力に加えて雷龍としての力を完全に使えるようになる、
という形らしいです。
 
金龍や銀龍になる場合も同じく、
それまでの能力が使えなくなるということは少なくともないようです。
風龍というのもいます。
 
(『龍空くんと空良ちゃんはセットで来ているので
雷神と風神みたいな感じだったら
面白いですね〜(*´-`)
風龍なんているのかわかりませんが…(・・)』という話をしていたので
その部分での返信です)
 
雷龍と同じく普通は天にいて。強風・嵐の日などに地表に降りてくるそうです。戸隠神社で通りすがりの風龍を見かけたそうです。
台風シーズンは地上で見かける機会が増えるかもしれないです。
風龍にとっても一番大変な時期らしいです。
 
白龍も風の力を持っているそうですが、
白龍は風、空気、雲、空といった広い概念に対応しており、
風龍は気象としての風・嵐を管理しているというのが違いらしいです。
空良さんに風龍の力が入っているかは分からないそうです。
また、外見は、雷龍は黒と金の体色だけど黄色・薄紫・赤・白など個体によって違う色の雷光を纏っており、体色より雷光の色が目立つようです。
風龍の体色は薄緑で風を纏っているそうです。
 
と頂きました。
 
話をまとめるにあたり、全て載せると大量になってしまうので
一部諦めて省いた部分が色々あります。
でもそうすると文章の中で分かりづらくなりそうで
その部分には補足を入れています。
また元々の話の中で情報が足りないと
思った箇所を思い出しながら追記しました。
 
この龍空君の爆弾発言が
今後もっと問題になってきます。
そのあたりはまた少しずつ載せますね(*^^*)