虹と太陽と

幻獣ブログです。龍神様や幻獣との関りを載せています

シエルちゃんとゆにちゃんと紅ちゃん⑰ ゆにちゃんは守護さんにからかわれ、龍空君、シエルちゃんに八つ当たりする

数日後の事
その日は一日ゆにちゃんの事が気になりました。
何故か今まで書いてきたゆにちゃんの話が
やけに目について
(もしかしたら龍空君が気にしているのかも)と
龍空君自身は何も言いませんが気になったので
夕方、ゆにちゃんに声をかけてみました。
「ゆにちゃん、今は何しているの?」
 
イメージすると
ゆにちゃんは土手のような所で草の上に座り
風に吹かれながら目をつぶって座禅を組んで
いる所でした。
 
私の声に
ゆにちゃんは目をつぶりながら眉を寄せて
返事をしてきました。
「今は話しかけないで欲しいでござる。
精神集中の真っ最中でござるよ」
「えっ?どうしたの?剣の修行?」と聞いたら
「雷の呼吸でござるよ」
そこでイメージされたのが
雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃 のシーンでした。
 
「全集中するでござるよ。悟りを開くでござる」
どうも雷が出来るようになるように目をつぶって
練習をしていたようです。
(まだ○山さんに行って雷を伝授してもらっていないのかな?)と
思っていたら
その時のイメージが降りてきました。
 
(Aさんの守護龍さん)を連れて行かなかったので
○山さんの扉は固く閉じたままでした。
 
背の高いがっしりとした体の守護さんが
槍を持ってその扉を守っています。
 
扉の前でその守護さん二人に見おろされながら
ゆにちゃんが話していました。
背が高いのでゆにちゃんはとっても小さく見えます。
 
どうもゆにちゃんは憧れの雷剣について我慢しきれず
一人で○山に相談をしに行ったようです。
そしてそれを聞いた守護さん二人にからかわれています。
「雷に打たれたい?
そんな小さい体でそんなの無理に決まってるだろう?」
「そうだよなぁ。無茶を言うよ。それは無謀ってもんだ」
と相手にしてもらえません。
 
「この間剣をもらっただろう?それで満足するといい」
「そうそうっ、雷は練習すればできるんじゃないか?
雷雲作れるって言われたんだろう?無茶しないで
地道に練習しなっ」と大笑いされていました。
 
ゆにちゃんはからかわれてくやしかったので
戻ってから善逸のアニメシーンを研究して
一人で雷を覚えようとしているんですね。
ゆにちゃんは武士のプライドがあるので負けず嫌いですよね。
 
ゆにちゃんとの事をイメージをしていたら
ゆにちゃんが困っている事を知った龍空君が急に
「僕がゆにちゃんに雷を教えてあげたいっ!
ゆにちゃんの所に行って来ていい?」と聞いてきました。
その急なお願いの言葉にびっくりしました。
 
空良ちゃんも「ゆにちゃんの所はとっても面白そうだね。
僕も勉強に行きたいなっ。人間心理のお勉強をして
相談に役立てたいよ」と言っています。
 
実は以前から龍空君はゆにちゃんが気に入り
「Aさんのお家に行ってゆにちゃんと
雷を一緒に練習したいなぁ」と言っていました。
(森の木さんの爆弾発言の前にもお願いされていました)
 
龍宇様が「行ったらシエル君(ちゃん?)のように
帰ってこなくなる可能性がある。
あの家は龍を惹きつける力があるようだ」と
話しておられたので、
可哀想ですが龍空君には許可をしていませんでした。
今回も困って龍宇様に相談しました。
 
「ふむ。それは守護が薄くなるので出来ればやめて欲しい」と
言います。
龍空君も空良ちゃんも龍宇様のその言葉にも諦められないようで、
「え~なんで?シエルちゃんはいいんだよね?僕たちも行きたいよ!」と
と二人で食い下がってきました。
龍空君はゆにちゃんの現状を知って前以上に雷を
一緒に練習したいし、出来るようになるお手伝いをしたくなっており、
空良ちゃんもそんな龍空君の影響で一緒に行きたくなっていました。
 
今まで家にいた小龍ちゃんで
セイ(紅龍)ちゃんはおもちゃが嫌いなのもあり
小さい頃は大人しかったです。
時たま空に行けばお空が大好きなのでそれで満足していました。
シエルちゃんは森の木さんのとこで自由気ままにやっていました。
 
今回の小龍ちゃん2人にはおもちゃもないし、遊ぶものが無いので
本当につまらないんだろうなぁと思うと
あんまり強く反対も出来ず(◞‸◟)
 
龍宇様も必死な二人の様子にすぐに断ることをせず
「少し考えさせて欲しい」と話されていました。
あんまりAさんのお家にお邪魔するのも申し訳ないですし、
龍が一箇所に集まり過ぎて
密度が高くなりすぎるのもあるのでそれも気になります。
 
 
瞬間移動を出来るようになれば行ったり来たり出来るので
早めにそれが出来るようになった方がいいかも知れません。
 
ちなみに
ゆにちゃんが善逸の雷の呼吸をどんなイメージで練習しているのか、
話している時に見えたイメージと合っているかを確認する為に
ユーチューブでそのシーンを再生して見ていたら
ドキドキしてきました。
どうもカッコいいので龍空君がうれしかったようです。
 
Aさんからは
 
昨日の夜から纏わりついたり、髪の毛を引っ張られる感じがあり、
ゆにちゃんかな⁇と思ったので、
みやさん⁇と開いてみたら、雷について書いてあったので、
ああ。なるほど〜。
ゆにちゃんなら…そうだよね〜。
習いたいよね( ; ; )と思いました。
 
今は髪の毛が立つ感じもないので(^◇^;)笑
 
ゆにちゃん追い返されたのですね〜。
悔しかったでしょうね(゚o゚;;
 
我が家は来て頂いても大丈夫なのですが、、
みやさんのお家が心配です( ; ; )
せっかくのみやさんのお手伝い係なので、
龍宇様も困りますよね(・・;)
いつも、ゆにちゃんのことで…すみませんm(__)m
 
ワンピースですが、いつもAmazonのトップに出ています。
最近見た項目にでるんです…
私は家にあるワンピースの漫画で
ゆにちゃんに説明したので、…??となっています。
Amazon妖怪ウォッチでないと息子が怒るので(゚o゚;;
(ゆにちゃんには)見れないのごめん…と言っていました。
 
もしかすると、夜に旦那さんが見ている?
またキャッチしているのかな⁇
と我が家の七不思議になっています。
 
 
ゆにちゃんが物理的につける事は不可能だし…
本当に不思議です。。笑
 
 
返信で
 
いつもAmazonのトップの話も不思議ですね
ゆにちゃんがどうにかして
ゾロをこっそり見ていたんでしょうか?
 
龍空君と空良ちゃんがAさんのお家に行く件ですが
龍宇様に「やっぱり今回はダメだ」と却下されました。
 
龍宇様も二人のお願いを断るのに歯切れの悪い感じでしたので
可愛い息子のような小龍ちゃんのお願いを断ることに
厳しくしきれないでいるようにも見えました。
二人はがっかりしてしょぼんとしてしまいました。
 
「なんで?シエルちゃんは行っているのに・・・」
龍空君はそうつぶやいてお願いを聞いてもらえなくて
くやしくて拳をぎゅっとにぎっていました。
空良ちゃんがそんな龍空君の肩に慰めるように手を置きながら
悲しそうにしていました。
可哀想なほど落ち込んでいるので
代わりに二人の為に鬼滅の刃のコミックを
レンタルして読むことにして
注文しました。(ちょうど借りられました)
 
その日の夜事件がありました。
 
夜えのきを炒めていたらシエルちゃんから
「あ~えのきっ!僕がいない時にまた食べててずるい~」と
騒ぎ出しました。
「Aさんのお家でいつでも食べれるんだから
ここで食べなくても
いいじゃない」と言ったら
「それとこれとは別なんだよ~みやちゃんの意地悪~」と
ごねていました。
 
ここでいつもは黙っている龍空君が
「シエルちゃんって・・・
僕たちとお話しないのにえのきの時は声をかけてくるんだね・・
この間もえのきの為にだけ帰って来て
僕たちとお話しないで帰っちゃったし・・・
シエルちゃんなんて嫌いっ!!」
 
急な嫌い発言にシエルちゃん呆然としていました。
「きらい・・・が~ん。きらいって言われた・・・
が~ん、が~ん」
シエルちゃんは誰からも好かれる子なんで
嫌いと言われることがありません。
森の木さん達とは大の仲良しですし、
小龍のお友達は黒鉄ちゃん、ゆにちゃん、紅ちゃん
皆シエルちゃんに優しいです。
 
初の「嫌い」発言に大ショックだったようです。
シエルちゃんがとても傷ついている様子を見て
焦って龍空君を説得しようとしてみました。
 
「龍空君!なんでそんな事言うの?
シエルちゃんは夢中になっているだけで
龍空君に何もしていないでしょう?
シエルちゃんが傷ついているよ?」
 
「だって!皆シエルちゃんシエルちゃんって!
ここに来て初めてのお友達でお話したのはゆにちゃんなの。
僕ゆにちゃんとお友達として会いたいって思って、
会いに行こうとしたらダメだって!
シエルちゃんはずっと行ってるよ?
なんで僕たちはダメなの?シエルちゃんばっかりずるいよっ!」
 
龍空君は泣き出してしまいました。
ゆにちゃんと遊びたいのにシエルちゃんばっかりなので
悲しくなってしまったんですね。
 
龍空君の涙に私もどうしていいか分からず
空良ちゃんに龍空君の事を頼んでみました。
「空良ちゃん、龍空君を説得して慰めてくれない?
空良ちゃんなら出来るんじゃないかな?」
 
すると空良ちゃんは首を振りながら
「ダメだよ。僕ね大人なつもりだけど子供の
僕が龍空君の言うとおりだって言うの。
だから説得できないの」
と龍空君と同意見だと言います。
理性では大人なつもりでしたが
感情と噛み合わず龍空君に同調して
空良ちゃんはしょんぼりしてしまいました。
 
シエルちゃんは
「僕・・えのき食べない・・胸がいっぱいで食べれない・・
が~ん・・が~ん」と
いまだにショックが大きいようです。
龍空君は泣いていますし、空良ちゃんも落ち込んでいます。
 
龍宇様は後頭部に右手をおいているイメージで
「まいったな。みやどうしようか・・」と
珍しく困っていました。
龍宇様としてもまさかこんなことになるとは思わなかったようです。
私のえのきで炒め物したタイミングが悪かったなぁとか
今後どうしようかとか困ってしまいました(>_<)
 
ほんとゆにちゃん大人気ですね。
でも龍空君の気持ちも理解出来てしまうので
余計に可哀そうになりました。
龍空君の好きにさせてあげたいのですが
もう少し(鬼の件が)落ち着いてからでないと
厳しいかと思います(>_<)
 
ゆにちゃんはすごくくやしかったでしょうね。
ゆにちゃんが早く雷が出来るようになるといいなと
思います。
 
今回はここまでです。
今考えれば私の守護よりも鬼の件がある事の方が
龍宇様が却下した本当の理由だったと思います。
 
Aさんの所では
鬼の件でまだ油断が出来ない時期でしたので
シエルちゃん達よりも子供な龍空君と空良ちゃんは
何かあった時の足手まといになるかも知れなかったんです。
 
鬼の件については龍空君と空良ちゃんは
ほとんど知りませんでした。
なのでシエルちゃんだけが行っている事を
不公平に感じていたようです。
 
毎回龍空君の爆弾発言にびっくりしていた時期でした。
次回はその後のシエルちゃんと龍空君の気持ちを
載せますね
楽しみにしていて下さいね😊