犬を拾う夢とやってきた犬と猫の霊
10月末の頃、ライタリアンレイキの2回目を受けました。
その後から毎日のように犬を拾う夢を見るようになりました。
海に向かう道の途中だったり、大勢の人が集まる公園だったり場所は毎回違っていて、拾う犬も小型犬や大型犬等色んな犬を拾って家に連れ帰って面倒を見る夢でした。
それが半月ほど続きました。
11月の中旬頃になるといつも見ていた夢と少し変化して
朝方、夢に黒猫とこげ茶色の犬が出て来ました。
黒猫は静かに布団にもぐりこんで来ました。
そのもぐりこんで来る感覚を現実のようにはっきりと
感じながら寝ていると今度は茶色の犬がなついて来て、
その甘え方がとても可愛くて
「誰が飼っているの?」と聞くと「未来のみやだよ」と答え
また胸元で甘えて来ました。
名前を付けて欲しいと言うのでチョコレートのような色合いから「チョコ」と名付けよしよしとその犬の頭をなでると満足そうにどこかに消えてしまいました。
起きてから夢の内容を話してクラウに聞いてみました。
クラウ
「その猫も犬も今は僕たちの傍にいるよ」
みや
「えっ?それってどういう事?」
クラウ
「犬の方は名前をつけてあげたんで守護霊になってるね。
元々は浮遊霊だったんだけど、みやの波動が変わって
リュカの『浄化』も少しずつ使えるようになっているから
居心地が良くなって、なついてしまったようだよ」
「へぇ~そんな事もあるんだ。今はどうしているの?」
クラウ
「黒猫は一匹でのんびり寝ているね。
チョコは遊んでいるよ」
みや
⦅どうもピンと来ないなぁ。そんな事がホントに
あるのかな?なんだかファンタジーっぽいわね。
名前をつけて守護霊なんて
小説やアニメに出てくる「テイマー」みたいだな~⦆
さよさんにその事を記事作成のついでの時にメールで
報告しました。
さよさん
「夢に出てきた黒猫と茶色の犬、
今も傍にいてくれているのですね。
みや
⦅すごいかなぁ?いつも能力低いってクラウに
言われているから
ほめられると照れるし嬉しいな・・・
でも・・・クラウの言う事が合ってるのか
まだはっきりしないしなぁ。
もしかしたら何かの勘違いで守護霊では
無いかも知れないから、その内満足して
消えてしまったりして。当分は様子見かな・・⦆
11月の下旬の頃
犬のチョコはクラウやリュカの傍でいつも元気に遊んでいました。
猫のクロはクラウ達から離れて端の方で一匹で寝ていました。
(名前が無く真っ黒な猫なので、仮の名でクロって呼んでいました)
みや
「クラウ、何でクロはいつも影に隠れて
端の方で孤独に一匹でいるのかな?」
クラウ
「クロは生前人間にひどい目にあったようだ。
その経験が大きな心の傷となっているんだ。
みやの波動につられて寄ってきたのは、
癒されたいと思っているからなんだよ」
クロは人間に生前傷つけられたトラウマがひどく、
癒されたいと言う思いからどうにかやって来たものの、
今でも誰も信じられないようで、今は寝ながら心を癒しているそうです。
少しづつ心が癒されたらもっと皆とうまく付き合えるようになるかもとの事でした。
チョコのように名前を付けてと言ってくるようになったら、
癒された合図で完全な守護霊になるとの事でした。
みや
⦅そうなんだ。霊になってもまだ生前に受けた心の傷が
癒えないなんて・・・
一体どんなひどい目にあったのかな。
守護霊になるより何より、早く心の傷が癒される
といいけど・・・⦆
同じ頃3回目のレイキの伝授を受けました。
前回よりはエネルギー酔いはしてませんでしたが、
皆気持ちよかったそうで嬉しそうでした。
リュカ
「みやさんといるとヒーリング受け放題でお得ねぇ。
うふふっ」
みや
「リュカ嬉しそうに笑ってるわ。
今までたまってた疲れも完全に取れたようね。
こうして見るとその中でもクロが一番喜んでる様子ね」
クロはいつも周囲を拒絶するように丸まっていたのに
今はお腹を出してグダッと気持ち良さそうに
ゴロゴロしながら寝ているイメージが浮かびました。
嬉しそうにしているクロやクラウ達をのんびり眺めて
ほんわかしたり、ヒーリングの後のような癒しを感じたりと
のんびりしていると
(大分癒しが進んだから、完全に癒されると名前を
付けて貰いに行くよ)
という言葉が急にうかびました。
みや
⦅えっ?今のイメージは何だろう?
このイメージだともうすぐクロの心の傷は完全に
癒されるのかしら?そうだといいなぁ⦆
その後12月の始めの頃には、ウロウロと歩き回るまで元気になっていました。いまだに誰にも近づかない感じでしたが、歩く気になっただけ良くなってきたのかな?とクロの変化を喜びました。
クラウと大判焼き その6
11月上旬の頃スーパーで買い物をしているとクラウが騒ぎ
出しました。
クラウ
「みやっ、ねえねえっ大判焼き~食べた~い」
みや
「まったく!クラウは子供みたいだよね」
クラウ
「そんなの気にしないよっ。
1か月に1度のチャンスだもの!」
みや
⦅いや、クラウ。前回は2週間前だからっ⦆
と心の中で突っ込み入れてました。
私は年中食べてる感覚なんですがクラウにしてみると滅多に
食べられないと思ってるようです。
「もうっ仕方ないなぁ、1個だけだよ?」
クラウ
そう話して大判焼きを買おうとしていると、それを見て
リュカは楽しそうに笑っていました。
リュカ
「クラウったらっ・・・ふふっ(*^-^*)・・・」
みや
⦅・・・そういえばリュカはいつも何も言わないけど
もう人間界の食べ物で好物は出来たのかな?⦆
「ねぇリュカ?毎回クラウが大騒ぎするんで
リュカの好きな物を聞きそびれてたけど、何か
食べたい物無いの?あれば一緒に買うよ?」
リュカ
「私はクラウのように気になる食べ物無いから
大丈夫よ。クラウを見ているだけで満足だわ」
みや
「そうなの?リュカはいつも欲が無いな~」
⦅大判焼きで大騒ぎのクラウと何も欲しがらない
リュカ。
真逆だけど逆にそれが2人とってちょうどいい
夫婦のバランスなのかもなぁ⦆
11月下旬の頃スーパーに行くと
クラウ
「ねぇねぇみやっ、
「また?この間食べたばかりだよね?」
クラウ
「むむっ、1か月前だし!」
みや
⦅前回もこんなやり取りしたなぁ。
でもそうだっけ?いやいや確か2週間前も食べたわ⦆
「もうっ、違うよっ2週間前だからねっ!」
そう反論すると言葉に詰まったようで、
クラウ
「むうっ・・・大判焼き食べたいのに~
みやのいけずっ!」
「えっ!何それ~急に何言い出すの?」
クラウ
「だってホントの事だから。みやはいけずだよねっ」
みや
「私がいけず・・・・」
⦅びっくりしたわ。意外な事を急に言い出したわね。
いつも驚かせるのはリュカの方だったけど、
クラウ、リュカに似て来たんじゃない?
夫婦なんで影響されてるのかしら?⦆
その後そんなやり取りをしている内に大判焼きを
買いそこねてクラウはがっかりしていました。
その1週間後の12月初めの事
クラウ
「大判焼きは~?
今日は久しぶりだしいくつか食べたいな~」
みや
「また~クラウ大判焼きが関わると我がままになるわね。
ホント子供みたいだよ」
クラウ
「なんて言われてもいいよ。
僕のだ~いっ好きな大判焼きを食べる大事な機会
なんだから、最大限にアピールしとかないと!」
と大好きな大判焼きを食べる為にはアピールを欠かさない
宣言をしました。
その後「いけず」って言葉も気に入ったのか、
大判焼きを買わない時は
クラウ
「みやのいけずぅぅぅぅぅぅ」
と悲しげにエコーをかけてアピールしてました。
みや
⦅・・・なんだか・・・
とっても意地悪な事をしているような気がするわ。
ここまで言ってるんだし
クラウに大判焼き買った方がいいかなぁ。
でもそんなに頻繁に食べたら、カロリーとか
お腹周りのお肉とか心配だしなぁ。
ううん、何よりクラウを甘やかしちゃだめよね!
でも、甘やかすとか・・・
小さい子供を相手にしているような気になるわね⦆
さよさんにそれをいつものように記事のやり取りの時に
お伝えしました。
さよさん
「クラウシュは相変わらずの大判焼き好きですね(笑)
大判焼き…!さらには「いけず」発言!
こんな面白くて人間っぽいペガサス、
知りません」
とお返事を頂いてクラウにさよさんのその言葉を伝えると、
クラウ
「人間ぽいって?そうかなぁ。
僕は天や地を自在に飛んで駆け回るペガサスだからね。
自由を愛するペガサスとして
好きな物は好きと言っているだけだよっ」
とペガサスの誇りを強調していました。
みや
⦅言ってる事はすごくカッコよく聞こえるけど・・・
その内容が大判焼きを食べたいだからなぁ。
さよさんが他の幻獣にはいないって言うからには
やっぱりクラウは幻獣界の変人かも(笑)⦆
「ねぇ。リュカはどう思う?クラウって子供っぽいし
変わってるんじゃない?」
そう聞くとリュカが苦笑しながら答えました。
リュカ
「そうねぇ。まぁそれがクラウだから。
でもそれが良い所でもあるわ。
私がぐるぐる考えすぎてる時にクラウの飾らない
明るさに、とても励まされて力を貰えるのよ。
みやさんもそうじゃない?」
みや
⦅確かにそうね。
いつもあの明るさで励まして貰っているなぁ⦆
毎回大判焼きで大騒ぎのクラウですがその賑やかさで
暗い気持ちが無くなっている時があって
クラウの明るさでいつも元気を貰えます。
ある日その感謝の気持ちを伝えてみました。
みや
「クラウは皆に元気をくれるね。いつもありがとうね」
クラウ
「えっ、あっいや~そう言われると照れるねっ
テヘヘッ」
その後照れたのをごまかすように、ずっと歌を歌っていたので、一緒に歌を口ずさんでその日一日を過ごしました。
リュカの様子と監視の終わり
11月の中旬頃
リュカはゆっくり休んでいました。
ここ数日全然見張っている様子が無いのでどうしてなのか聞いてみました。
リュカ
「別にさぼっている訳では無いわよ。
龍神様に諭されたの。
肝心な時に能力を発揮するより前に、
頑張り過ぎて倒れては元も子も無いって。
だから力のセーブをして無理はしないでいるの。
ちょうど龍神様が最近は身近にいて下さって
大分フォローして頂いているし、
クラウも手伝ってくれるから」
確かに龍神様がいて下さるのか、ここの所ずっと雨が降ったり止んだりしてる感じでした。
リュカはこの時期のんびりしたり時たま監視したりを繰り返していました。
11月下旬の頃の事
みや
⦅リュカ・・最近はずっとのんびりしているなぁ。
なんでなんだろう?監視はもういいのかな?⦆
「リュカ監視はまだしているの?」
リュカ
「今回のみやのレイキの伝授で波動域が上がったので、
私の心配する問題も今の所大丈夫になったわ」
みや
⦅へぇ~そうなんだ。
波動が上がった事で皆の負担が減ったんなら
良かったな。
でも・・今の所?まだ監視する事もあるのかな?
何が何やらよく分からないわね⦆
監視はまたいつか必要なのか、現在は終了したのかはっきり
分からないままその件はいつの間にか忘れていきました。
この時、何を監視していたのか。
それが分かったのは大分後になってからの事でした。