虹と太陽と

幻獣ブログです。龍神様や幻獣との関りを載せています

9.クラウとリュカ 3話 リュカミアの召喚 

 

 

 

 

 

 


クラウの能力(予知)召喚半年前の予知夢


リュカミアの召喚が決まり、一年間孤軍奮闘していたクラウは仲間が出来る事が嬉しそうでした。

 f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 「さよさんがクラウとリュカミアさんが同じ光属性だし、

 仲良くなれそうだって言ってたよ、仲良くなれたらいいね!
 リュカミアさんは虹色のたてがみがきれいだって。

 クラウも一目ぼれしたりして」

 f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ

   「会ってみないとなんとも言えないけど、

   さよさんが仲良くなれそうだって言うなら

   気が合うのかな。なんかドキドキするよ」


そんな事をクラウと笑って会話していたら、

ふと半年前に見た夢が急に頭に浮かびました。

光に満ちた空間の中、顔も形も良く見えない男女が私にお礼を言っている夢でした。

私たちはお互いがなくてはならない大切な存在だと思っているの。そう思える存在と出会えたのはあなたのおかげ。とても感謝してるわ。ありがとう。

起きた途端すっかり忘れていた夢。それが鮮明な映像とともに、会話した内容全てが浮かんで来ました。

(ああそうか。このタイミングで思い出すって事は、あれはこれからのクラウとリュカの事だったんだ。)と気が付きました。

この時点ではクラウの能力の一つ「予知」の力で見た夢だったのかどうかははっきりしませんでしたが、急に鮮明に浮かんだ映像に(クラウとリュカはカップルになる)という予感がありました。

さよさんと「予知夢かも」と話したり、クラウとも

「リュカが来るの待ち遠しいでしょ?」

「もうっ。からかうのやめてくれないかな。なんだか落ち着かない気持ちになるからっ。」

と笑って言い合いながら、召喚の日を待ちわびました。

 

クラウの初恋とリュカの怒り

召喚が始まると、地面に虹色の渦ができました。

f:id:R_MIYA:20210123214626j:plain

それが下から竜巻のようにどんどん上ってきて、その内にその虹色の渦が目の前で、虹の太い柱に変わりました。

虹色の柱が太くなり横に倒れるように、放射線状に虹の光がパァーっと広がって、その中心にリュカミアが立っていました。

その姿はまばゆくて神々しい美しさでした。その美しい光景に 見とれていて、気が付くと、いつの間にかリュカが近くに来ていました。
  

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア

「みやさんっ。こんばんわっ。

  これからよろしくお願いしますね。うふふっ」

 

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
  「えっ?あっ。ぼーっとしててごめんねっ。

  こちらこそよろしくお願いします。

  これからは気軽にみやと呼んでね!

  私もリュカと呼ばせてもらうね」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
  「ええ。是非そう呼んでね。
  私もえっと・・みや・・・みやさん・・・困ったわ。

  すぐに名前を呼び捨てにするのがなんだか

  照れくさくて・・・

  最初はみやさんでいいかしら?」


f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 「そっか~。それなら仕方ないね。

 そんなに気にしないで。どちらでも好きな方で呼んでね」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
  「ありがとう。そうするわね。

  みや・・・さん。慣れたら言えるかしら?
  それからあの、さっきから気になっていたんだけど・・・

  クラウシュは何であんなに遠くにいるのかしら?」


f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (さらっとクラウの名前を呼び捨てにしてるけど

 クラウを呼び捨てにするのはいいのかな?

 幻獣仲間だからかな?)
 「そういえばそうだね?確かに遠いよね。

 クラウ、クラウッ。何だかぼーっとしてるわ」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
  「そうねぇ・・・聞こえてるのかしら?

  クラウシュこれからよろしくね。

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「あ、えっ?あっ、うん・・・・・よろしく・・・・・」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
  「?これからクラウって呼んでいい?

  私の事はリュカって呼んでね」

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
   「えっ?ああ・・うん。いいよ・・リュカ・・

   リュカね。リュカ・・・(〃▽〃)ポッ」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
 「?みやさん。クラウはどうしたのかしら?」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 「なんだろ?クラウどうしたの?」

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
 「・・・・・リュカ・・・(〃´∪`〃)ポッ」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
  「?変なクラウ。

  明日になれば元に戻るかな、少し様子見ようか。
  リュカも召喚で疲れたんじゃない?

  リュカ用に作った花畑でゆっくり休んでね」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
  「まぁ、みやさんありがとう。

  早速そうさせてもらうわ。お休みなさい」


そんなやり取りをして召喚初日が終わりました。

翌日には普段のクラウに戻っていると思っていたのですが、翌日も何故かリュカに距離を置いていて、近寄ってこようとしないし、リュカが声をかけてもあまり反応が無いままでした。

 

どうしたのかとクラウに聞いてみました。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
  「なんでリュカに近寄って話そうとしないの?

  ペガサス同士で、同じ光属性だし。

  話しやすいんじゃないの?
  いつものクラウなら自分から話しかけて

  仲良くなっているのに」

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「それはそうなんだけど・・・

  召喚の時のリュカの姿が頭から離れなくて・・・
  召喚の時、女神様が目の前に現れたみたいだった。

  虹色の光の中のリュカ・・・

  リュカのたてがみが虹色に光輝いていて。

  あんな綺麗なたてがみ初めて見た・・何だかまぶしくて。

  何を話したらいいかな?

  気持ちではリュカと話したいんだけど、

  女神様みたいなリュカに嫌われたくないと思うと・・・

  どうしよう~近づけないよ」


f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
  「えっと・・・・それはつまり一目惚れしたって事?

  (クラウの初恋かぁ。)
  確かに女神様って思ったら、

  近寄りがたい気持ちも分かるけど・・・

  でもこのまま日が経てば余計近づけなく

  なるんじゃない?」

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「うっ。それは分かってるんだけど。
  僕もこんな事初めてだから、何で近づけないのか。

  こんなの自分じゃないみたいだ」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (さっきから「近づけない」のまま話が先に進まないなぁ。
 人間だったら頭を抱えてる感じだね。

 うーんリュカにクラウが一目惚れしたと伝えた方が

 いいかしら?

 でも・・・幻獣同士の恋愛に私が首を突っ込んでも

 いいのかしら?どうしたらいいかな・・・)

 「うーん。なんなら遠回しにリュカに私から話そうか?」

 

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
 「ええっ?それはやめて!僕がどうにかするから、

 もう少し待って!お願いだからっ」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
  「そうだね・・出来ればクラウから言った方がいいよね。
  それならリュカに黙ってるけど・・・

  そんなに長くならないよね?

  いつまでもこの状態は無理だと思うよ?」

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「うん・・・多分出来る・・・・出来るかな?

  でもやらなきゃ・・・・・」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
  (いつも頼りがいのあるクラウが、

  こんなに気弱になるなんて。
  私を励ましたり、面白い歌を歌ってたり、

  大判焼きで騒いだり、時に軽い毒舌を

  吐いたりしている、あの元気なクラウが・・意外だわ。)

 

その後数日経ってもクラウは勇気を出せずに近づけないでいて、リュカはのんびりしながらも、辛抱強くクラウを待っている様子でした。


f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
  「人間界の生活はどう?大分慣れて来た?」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
  「最初は戸惑ったけど、今は何もかもが新鮮で

  興味深くて。

  その事でクラウとも色々話したいんだけど・・・
  何故あんなに離れた所にいて、

  近寄ってこないのかしら? 

  私が近寄ろうとすると、何だか遠ざかってるし。

  話しかけても一言で終わってしまうし。

  クラウは幻獣界でも友達多かったんでしょう?

  新しい仲間と馴染めないなんて事あるのかしら?

  みやさんは何か聞いている?」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 「あの・・・えっと・・・
 実はこの間少し話はしたんだけど・・
 これは私が話していいか分からないので

 一度クラウに確認とってからリュカに

 伝えてもいいかしら?」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
  「みやさんには話せたのに?

  それってクラウ本人からは私には伝えられない事なの?
  クラウはもっとしっかりしていて、

  みやさんを守っているんだと聞いてたのに。

  なんだか・・・・・幻滅したわ。

  思ったよりクラウってヘタレね!」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
  「えっ?えっ?ヘタレって、来たばかりなのに、

  どこでそんな言葉知ったの?
  あのっ、どうかそんなに怒らないで、

  クラウも理由があるんだし、

  私が一度クラウと話してみるから

  もう少し待って貰えない?」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
  「もういいわ!!クラウが私に近寄らないのなら、

  親しくなりたくないって事だと思うの。

  それなら私ももう知らないわ!」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (あーもうっ。クラウ~。

 クラウのイメージが大幅にダウンしてるよっ。

 それにすごく怒ってる。どうしよう。

 私の伝え方もまずかったかな~。
 これはすぐにクラウと話さなきゃ。

 様子見し過ぎたのがいけなかったかな。

 まさか穏やかなリュカが怒るなんて、

 思いもしなかった💦)

 「クラウっ。リュカが怒ってしまったけど、どうするの?
 こうなったら前より近寄れなくなってしまったよ?」

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「ええっ?あーう、ん・・そっかぁ・・・」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (・・・・・色々言おうと思ってたけど、

 クラウのしょんぼりした姿見るといつもの

 元気なクラウと別人みたいで、

 なんだか可哀そうになるなぁ。)
 「あの・・・クラウ。落ち込まないでね。大丈夫?」

 

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「・・・仕方ない。これは僕のせいだからね。

  リュカを不安にさせた僕がいけないんだ。
  近寄れないなら、どうしたら仲良くなれるか、

  すぐにでも方法を考えなきゃいけないな。

  どうするかじっくり考えてみるよ」

 

どうもリュカが怒ってしまった事で、逆にクラウに気合が入ったようでした。

翌日 1日目

 

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「君と出会った奇跡がこ~の胸にあふれてる。

  きっとい~まは自由に空を飛べるはず~♪」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
   「えっ?歌?・・・・・今になって何?」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (おー。リュカに歌で気持ちを伝えるのね。

 これなら近づかなくてもいいし、

 クラウが得意な歌でなら気持ちが通じやすいかも♪

 クラウっ頑張って! )

 

2日目

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「君と出会ったこ~ろから恋をした~

  浪漫飛行へインザスカーイ 飛びまわれ マイハ~ト ♪」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
   「恋って・・えっ。私に?それともただの歌かしら?

   はっ!聞こえないっ。知らないわっ・・・」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (・・替え歌?そのせいか音程が変だけど、

 楽しそうに歌ってるな~。
 こうして聞いていると、どの歌も空や風が入ってて

 飛んでたり、走ってたりする歌が多いわね。

 リュカが共感出来る歌を選んでるからかしら?

 それに伝えたい場所を何回も繰り返して歌う事で、

 リュカにアピールしてるのかな。

 でも、朝晩ずっと歌ってて疲れないかな?)

5日目

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「この空の下でめぐり合う奇跡。・・・

  いつ~でも どんな時も 君を想っている。
  不器用な僕には信じる事・・・

  ただそれしか出来ない。

  この空のようにいつも君をもっと 側に 感じていたい、

  この声が届くまで歌い続けるよ。

  二人の扉開けて歩いてゆこう。

  君と出会った日から思い描くマイストーリー。

  雨上がりの虹のような君に 繋がる橋をかけるから~」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
   「まぁ!・・素敵・・・・・」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (おおっこれはっ。

 ずっと懐かしの歌特集だったのに珍しく最近の歌だわ。

 それにクラウの今の心を伝えるのにちょうどいい歌ね。

 リュカも感動してるようだし・・・

 意地を張るの忘れてるわっ。 

 これは・・・・・もしかして上手くいくかもっ!


 ・・・・・・・・うん?

 えっ?・・・・・え?えっ?

 も~クラウったらっ、急に何を歌いだしたのっ?)

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
   「きっつね~つきっみっ~てんぷっらっ、

   おにっくっ、 ヒガシマル~、うどん、 うどん、

   うどんす~ぷっ。イエィッ!イエィッ!イエィッ!」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
   「えっ?......何?えっ?何の歌?一体何なのっ??」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (何故?何故?ここでうどんスープの歌を?

 リュカが混乱してるよ。もう何ていうか・・・

 さすがクラウだわ・・あと少しだったのに・・

 台無しだわ・・・)


あとでクラウが言い訳のように言ってました。

 

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「だってさ~リュカがなかなか

  気を許してくれないから、へこみそうでさ~

  気分を盛り上げるのにいつも歌っている楽しい歌を入れて

  気持ちを明るくしたかったんだよ~」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (いやだからって・・・

 何故うどんスープの歌なの?このタイミングで!
 もうっ。少し説教したいわ!

 必死そうなんで止めとくけど・・・

 まぁ、でもいつものクラウらしい調子が

 出てきたのは良かったのかな。)

更に数日後

 

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウシュ
  「南風よ~伝えてよあふれる思い。

  あの人の所まで~ハッピーエンドのかけら集めて

  走りだそう~・・・
  透明な絵本の中から動き始めた物語の行方は

  ハッピーエンドのかけら集めて続いていく。

  いつもこの胸にあの歌を抱いてあなただけでも

  望んでくれるのならば声の限り歌い続けるって

  誓うよ・・・」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
   「・・・・・いい歌ね。

   あっ!もうっ!聞かないつもりなのに・・・」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
  (これも随分古い歌ね。

  そういえばもうすぐ春一番が吹くってテレビで

  言ってたなぁ。

 
  最近の歌には『歌い続ける』って歌詞が増えたみたい。

  その中でも今回の歌は特にクラウの必死さが

  感じられるなぁ。

  歌うのにちょうど季節が合ってる他にも、

  リュカとの間が雪解けして春になって欲しい思いや、

  助けとパワーが欲しいって思いが 込められてる感じが

  するわ。

  ずっと様子見してたけど、リュカも歌を気にしている

  みたいだし、少し話してみようかな。)

 

  「ねぇ。リュカ。クラウも反省しているんだし、

  どうか怒りをしずめてクラウを許してあげて。

  せっせと歌を歌ってリュカに気持ちを

  打ち明けているから、歌の内容でクラウの

  気持ち伝わってるんでしょう?」

f:id:R_MIYA:20200305093448j:plainリュカミア
   「・・・・・みやさん。私ね。・・・

   1年間ずっとみやさん達の事気にしていたって

   話したでしょう?
   召喚が決まった時はとても嬉しくて、

   みやさんやクラウと何を話そうかとか、

   どんな体験が出来るかとか、ワクワクしていて、

   特にクラウは1年前から来ているので、

   きっと色んな経験があるだろうし、

   同じ幻獣の視点から色々楽しく話せるかなって、

   会うのが楽しみでその日が待ちきれなかったの。

 

   前日なんて召喚時間が待ち遠しくて待ち遠しくて、

   どきどきしていたわ。それなのに・・・

   クラウのあの態度でしょ!

   私と違ってクラウは私と話したくないんだと思って、

   楽しみにしていた分だけ悲しくなってきて・・

   すごくがっかりして、つい怒ってしまっただけど、

   今更私から仲直りの声をかけるのは嫌なの。

   なんだか悔しいもの」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (そうなのね。・・・それは確かに、

 リュカの気持ちすごく 分かるわ。

 リュカにこれ以上無理は言えないな ・・・ 。
 クラウにリュカの今の話を伝えるべきかな?

 でもきっとクラウの事だから、責任感じて焦って、

 どうしていいか分からなくなって、

 更に近づけなくなりそうだな~。

 クラウの疲れも気になるけど、

 私に出来る事はこれ以上思いつかないし、

 どうしたらいいかなぁ。)

 

そうしてあっという間に2週間が過ぎ去りました。

相変わらず、リュカは意地を張っていて、クラウも近づけないままで、毎日せっせと歌を歌い続けていたのですが、リュカとうまくいかないままでいる事に、段々と心が折れてきて疲れがたまってきたのか、1日中まったく歌を歌わない日も出て来ました。

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや
 (クラウ大丈夫かしら?

 リュカもすごく心配そうにしているのに意地を

 張るのやめないからなぁ。

 この調子だと今後どうなるか予想もつかないわ。

 カップルになる夢見たのに、予知夢じゃなかったのかな?

 このままずっとお互い仲良く出来ないまま

 なのかなぁ・・・。

 リュカの和合の能力は本人にはきかないのかな

 それに悪霊の問題もあるし、

 これからどうなるのかな・・・)

 

そんな心配をしていた時に、意外な情報が私の元に届きました。

 

次回はリュカの能力(恩寵)で分かった事について書きますね。