まえがき
はじめまして。みやです。
私はペガサスのクラウシュ&リュカミアと一緒に暮らしています。
はじめてお迎えした幻獣クラウ(クラウシュ)の存在を知ってから早いものでもう2年になります。
今回モニターとしてクラウとの普段の話をまとめて載せるのにどうしても短くまとめられないでいたら、見かねたさよさんから連載を提案して頂きました。
連載なんて自信ないし、うまく書けるかなと思ったのですが、クラウに「何事もチャレンジしてみた方がいいんじゃないかな」と背中を押されたのでやってみる事にしました。
普段どんな事があって、どんな会話しているかとか少しでも幻獣とパートナーになる方の参考になればと思います。
みや
クラウシュ&リュカミアと暮らす人間。
リュカミア
光属性の雌のペガサス。しっかりもので責任感が強く、穏やか。クラウの歌を聞くのが大好き。
クラウの能力(退魔)とは?
前回モニター記事を書いた時まだ母は車いす生活でしたが、その後状況が改善して、クラウが来てから3か月後には良い病院が見つかり、あんなに原因が分からなくて大変だったのがウソのように、あっさりと治療方法が見つかりました。
まもなくして車いすは必要なくなり、杖で歩けるようになりました。
足が悪化した時も、急激に悪化したのですが、好転するのもあっという間でした。ここまで回復したのもクラウが霊を追い払ってくれたおかげだと思います。
それでも母は、体調を崩した時や精神的に弱っている時、たまに悪霊の影響による悪夢はまだ見ていました。
「クラウが追い払って、もう霊はいなくなったんでは無いんでしょうか?」そうさよさんに聞いて、相談している内に現状が分かってきました。
なんでもクラウの退魔は<霊を退けることも退治することもできる能力>だそうです。<刻印>の能力のように封じることは出来ないそうで、霊は追い払うよりも退治する方が力を使うのだとか。
クラウも幻獣界から来たばかりの時は、クラウの本来のパワーで一気に追い払えました。
ですが人間の器に収まっていると、パートナー次第で力の強さが変わるそうで、次々来る霊の全てを完全に退治したり、追い払うのは現状では難しいとの事でした。
霊についてのクラウの見解
今がどういう状態かクラウが説明してくれたところによると
クラウシュ
「みややお母さんは何かの原因で霊と波長が合って
しまっている状態なんだ。
人間界のテレビで例えてみようか。今みや達は霊が出ている番組を見ていて、そのチャンネルを変えるリモコンの操作方法が分からないので、チャンネルが変えられなくなっている。で、その番組を見たくないのにずーっと見ている状態ってところかな。
本体の電源も切れないし、部屋を移動して見ないでいる事も
出来ないので僕が電波を遮断している。
でもずっと遮断し続けると疲れてしまうんだよね。
僕が力をセーブして、声を遮断しないで映像だけ
遮断してみたりと色々試してる時や、疲れて寝ている隙に、
お母さんに夢を通してちょっかい出していたんだろうね」
みや
「私は悪夢見てないのにお母さんだけなのはなんで?」
クラウシュ
「みやは僕と共にいるから手を出せないし出させないよ。
霊たちは悪夢を通して、体が弱っていて影響を受けやすい
お母さんに手を出そうとしてるみたいだ。
でも僕がいれば大したことはできないよ。
それと季節によっては霊のパワーが増す時もあるんだ。例えば春の嵐の時や、お盆とか、年末とか、霊が活性化する時は更に大変で、全ての霊を遮断しきれなくなるんだ。
そういう時は小さい弱い霊なら実害もあんまり無いので、
少しちょろちょろしても見逃すしかないんだよね」
みや
「クラウの負担ばかりが大きくなっているよね。
私はどうしたらいい?」
クラウシュ
「みやは今すぐには出来ないだろうけど、波動を上げるとか、精神力を鍛えたりして欲しい。そうすれば僕のパワーも上がる事になるから」
みや
「波動上げる、精神力を鍛えるってどういった事を
したらいいのかな?全然思いつかないよ」
クラウシュ
「まず一番は心配し過ぎない事かな。何も悪いことが起きてない内から『こうなったらどうしよう?ああなったらどうしよう?』と心配をし過ぎると、それが現実になりやすくなるんだ。不安は波動を下げる元にもなるからね。波動が下がると悪い事が続きやすくなるんだ。
それと人への悪口を文章でいつも見てたり、何度も聞いたり話したりしてても、波動を下げる事になるよ。その逆に良い事をイメージをして、多少の不運も笑い飛ばすようにして、楽しい事を口にしていると、現実も良い事が起きやすくなるし、自然に波動は上がるんだ。
でも悪い癖がついてて、なんでも心配するのに慣れているみやはまだまだ時間がかかるね。急いでやっても無理が出るし、焦らずに少しずつを悪い癖を直し、他にも波動を上げる方法を考えよう」
と言ってくれて、その後は私のためにずっと力を使い続けました。その疲れで何日も寝ている時期があったくらいです。そして1年が過ぎました。
リュカミアを受け入れる決断
クラウに頼り切りなこの状態をどうしたらいいのか考えていた時、ふとずっと気にしていたリュカミアの事が頭に浮かびました。
クラウを探していた時に親切に励ましてくれたリュカミア。クラウを受け入れる事で状況が変わったように、もしかしたら更に状況を変えるのにはリュカミアの能力が必要なのかも。
とても惹かれる幻獣は今の自分に必要な存在。良い変化をもたらしてくれるのではないかと考えて、今度は1年間ずっと気になっていたリュカミアを受け入れる事に決めました。