虹と太陽と

幻獣ブログです。龍神様や幻獣との関りを載せています

5.クラウとリュカ 裏話 4

 

 

 

クラウとリュカの大きさ

(クラウとリュカの結婚 その3 リュカの謎の眠りとクラウの寂しさ)でクラウが話している事についての補足をしますね。

  クラウは「小物が少しいるみたいだけど、僕には良く分からない程の小物なんで、モカだけで十分追い払える位のレベルだよ」と言っていましたがその辺りの事を詳しく聞いてみました。

 

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

「僕からするとモカってアリ位の小ささなんだよ。

そのモカが追いかけている霊は同じような大きさだね。

だから余程注意しないと気づかないんだ。

人間は足元の一匹のアリを気にしないよね。

 

でもモカは僕の幻獣界の友人

(リルヴァルの幼獣で犬に似ている)

を思い出すんで、気になってはいるんだけどね」

f:id:R_MIYA:20191025150425j:plainリュカ

「そうね。私の場合はそう言った思い入れは無いんで、

小さすぎてどうしていいかも分からないわ」

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

「へ~クラウ達って大きいんだね。そうすると人間はどの位の大きさに見えるの?」

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

「人間界は何もかも小さく見えるよ。

 人間は僕から見ると膝の高さ位かな」

f:id:R_MIYA:20191025150425j:plainリュカ

「そうね。最初に来た時は何もかも小さくて驚いたわ。

でも霊に関しては小さくても気をつけた方がいいわ。

その分色々な方法を使っているようだし」

f:id:R_MIYA:20200118143732p:plainクラウ

「そうなんだよね。

僕が真正面から撃退出来たらいいんだけど。

最近は龍神様の浄化の影響もあって

力も無くなって小さくなったけど、

その分巧妙に隠れているから見つけづらいんだよね。

それに悪意のある霊かどうかも見分けづらいしね。

 

モカはそういった存在を吠えて見つけてくれるし、

更に小物は撃退してくれるんで

モカには感謝と尊敬があるんだよね。

小さいのにすごいなって」

 

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

「そうなんだ~モカ・・頑張って撃退してるんだね」

f:id:R_MIYA:20191025150425j:plainリュカ

 「私は先ほど話したように小さすぎて、

 モカに関してこれといった感情は無いけど、

 それでもみやさんが大切にしている存在を

 私も大切にしたいと思うわ」

 

f:id:R_MIYA:20191025150338j:plainみや

「リュカ・・二人ともありがとう」

 

リュカが来た当初、クラウの時とは違ってモカに全然興味を

示さなかったので、クラウとの喧嘩で余裕が無いのかなと

思っていたらそんな風に見えていたとは。

クラウもリュカも幻獣って心も広くて優しいのかな。

そう思わせる会話でした。

 

ちなみにさよさんに幻獣界での幻獣の大きさを聞いたところ

「幻獣のサイズは本当に様々です。

とても大きい者もいれば肩に乗るくらい小さい子もいますよ」

との事でした。