朝から何だか気の流れが
すごくすっきりしていて
いつもとエネルギーの流れが
違うなぁと思っていると、
小龍ちゃんがまた来ていました。
みや
「えっ?昨日はいなかったよね?
また一人で来ちゃったの?」
小龍ちゃん
「だってねっ。みんな
行列作って待ってるんだもん。
すごくつまんないのっ。
飽きちゃったのっ」
みや
⦅映像が見えるけど
なんか可愛い映像ね
龍の赤ちゃんたちが
行列を作っている。
背中には小さなリュックを
背負ってるけど何が
入ってるのかな?
でも歩き方がよちよちしてる
からとっても微笑ましい
映像だわ。
「行列かぁ。
リュックの中には
何を入れてるの?」
小龍ちゃん
「虹色の鍵なのっ。
お父さんが持たせてくれるの。
でも手に持ってると
落としたら大変なんで
背中のリュックに入れるの」
みや
⦅へぇ~赤ちゃんに
鍵持たせるのを
心配して小さなリュックに
入れて背負わせてるのね。
映像では行列の一番前に
ドアがあるわね。
ドアの前でみんな順番待ち
しているのね。
何度も『どこでもドア』って
言葉がイメージされるわ⦆
「そうかぁ。
虹色の鍵でドアを開けるのね。
あのドアは何のドアなの?」
小龍ちゃん
「あのね。お友達が
見つかったらお父さんが
光の速さで飛んでいくの。
でもねっ、僕たちは
赤ちゃんだからそんなに
速く飛べないの。
いつもは僕たちの速さに
お父さんが合わせてくれるの」
みや
「うんうん。そうなんだ~」
⦅なんか話聞いてると
ほのぼのなごむなぁ⦆
小龍ちゃん
「それでねっ。お父さんの
背中に乗ってもピューンって
飛んだら僕たち落っこち
ちゃうの。
だからねお父さんが
お友達と繋ぐための
橋をかけてくれるの⦆
みや
⦅小さい龍さん達がコロコロ
転げ落ちるイメージが来るけど
とっても可愛いなぁ。
あと橋かぁ。
龍神様は無限を持って
らっしゃるからどこでも繋ぐ事が
出来るのかしら?
でも橋じゃなくてドアよね?
繋がりを作るのを橋をかけるって
言うのでそういう事かな?⦆
小龍ちゃん
「あのねっ。
お父さんが一度行った場所は
ドアをつけてね、そのドア
専用の虹色の鍵で
開けられるのっ。
そうすると人間の
お友達とそこに派遣が
決まった龍の仲間が
繋がるんだよっ」
みや
⦅なんだかすごく
ファンタジーな感じね。
虹色の鍵を使って
ドアを開けて
人間との繋がりを
作るのね。
鍵が虹色なのも
龍神様が時たま
虹色に光輝くからかしら?⦆
小龍ちゃん
「だからねっ。その虹色の
鍵は絶対に無くしちゃ
いけない物なの」
みや
⦅鍵を無くしたら繋がりが
無くなるって事かぁ⦆
「へぇー素敵な話だね」
小龍ちゃん
「ねぇ、みやちゃん。
僕ここが気に入ったの~」
みや
「えっ?龍のお父さんに
ちゃんと言わないで
ここにいていいの?」
小龍ちゃん
「龍の赤ちゃんはね~
いっぱいいるので
僕がここにいても
大丈夫だよっ。
待つのに飽きちゃったから
お父さんが僕をここに
連れてきてくれたんだもん」
リュリュ
「僕もねっ。この子とずっと
いたいなっ、弟が出来た
みたいで楽しいのっ。
とっても可愛いから
僕、ちゃんとめんどうみるよっ」
みや
「そうね。龍神様がいいなら
私はいいけど・・・」
⦅まさか直接実体験で
自分までモニターをする事に
なるとは思わなかったわ⦆
小龍ちゃん
「あのねっ。僕ねっ
リュリュお兄ちゃんとも
お友達になるんだぁ」
みや
「あれっ?リュリュお兄ちゃんは
弟が欲しいんだって。
お友達は弟になれないよ?」
小龍ちゃん
「えっと?あれっ?あれれっ?
お兄ちゃんとぉ、お友達・・・
どっち?あれれぇ?」
みや
⦅ふふっ可愛いわねぇ。
凄く癒されるわね⦆
その話の間クラウもリュカも
とっても静かでした。
気になったので聞いてみました。
みや
「リュカ静かだけど
どうしたの?」
リュカ
「気持ちいいので眠いわ~」
クラウも
クラウ
「気持ち良く眠れるな~」
とのんびり話しています。
みや
「クラウは陽気多いんだし
何で今回はそんなに
影響されているの?」
クラウ
「最近は人間界の陰気が
多いからね。僕がいくら
陽気が強いって言っても
影響はあるよ、眠い・・
じゃあ、お休み~」
みや
⦅元気なのはリュリュだけね。
リュリュ?⦆
リュリュ
「zzzzz」
みや
⦅いつの間にか寝てるww⦆
小龍ちゃん
「ねぇねぇ!みやちゃん!
僕ねっ、ずっとここに
いたいのっ。僕ねっ
ほじょになるのっ」
みや
「小龍ちゃんがいたいのなら
いてもいいよ。でも
ほじょって何の事?」
小龍ちゃん
「これからみやちゃん
忙しくなるからねっ。
ぼくがおてつだいするのっ。
僕がほじょするんだよっ」
みや
「可愛いお手伝いさんね(*^^*)
補助として龍神様が
つけて下さったのね。
じゃあ、名前決めないとね」
小龍ちゃん
「うん、僕なんでもいいの。
みやちゃんの好きな名で
呼んでねっ」
みや
「そうね。う~ん」
⦅そういえば・・・
ヒヤシンス(風信子)の夢で
花の形は
星(希望)
ラッパ(音を遠くに届ける)
だったわ。
今回龍神様は『希望の星を
届けると発信して欲しい』と
夢で言われていたのね。
じぁあ希望の星は小龍ちゃんの
事なんだわ⦆
「・・希望の星って事で
龍星ちゃんはどうかな?
略してセイちゃんね!」
セイちゃん
「うん!僕これから
セイちゃんだねっ。
みやちゃんよろしくねっ」
みや
「うん。よろしくね」
こうして急な事にセイちゃんが
家の仲間になる事が決まったのでした。