虹と太陽と

幻獣ブログです。龍神様や幻獣との関りを載せています

シエルちゃんとゆにちゃんと紅ちゃん⑥

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翌日シエルちゃん達はもう一度来てくれて鬼を
やっつけてくれました。

シエルちゃん達はやっつけた後森に行って癒やされてから
お昼にえのきを
食べに戻って来ました。
シエルちゃん達が来ると
最初に紅ちゃんが
「やっつけたの~今日は簡単だったの~」と
話してきました。

ゆにちゃんは
「それがしが中心でシエルちゃん(殿)を

右に紅を左にタイミングを 見て飛ばす役を
していたでござる」 と

話していてどうも騎馬戦のように中心で腰をかがめて
足をスクワットのように広げて
左右にシエルちゃんと紅ちゃんを

飛ばす役をしていたようです。
剣を使わなかったのかな?
部屋の中を紅ちゃんとシエルちゃんが飛び回る
イメージがありました。


その間もシエルちゃんはえのきに夢中で
そればかり見ていました。

えのきを食べ始めたら
「これ・・・美味しいけど・・味が薄いの・・・」と

クレームが入りました。
焼きそば程は好みではないようで 少し味付けを足したら
「うん美味しいっ。食べれるよっ」と 食べていました。
でも家では焼きそばが一番好みの味付けのようなので
いまいち満足していない感じでした。

シエルちゃんが食べている時にゆにちゃんと
紅ちゃんは暇なのでまた森に行ってしまいました。

その後の会話が聞こえてきました。
森の木さんから 「シエルちゃんは?どうしたの?」と聞かれ
ゆにちゃんが 「えのきを食べているでござるよ」
紅ちゃんが 「そうなの食べてるの」と言うと
「えのきかぁ。だったら仕方ないね」と
森の木さんも皆で頷いているイメージが来ました。
森の木さんにもえのきを食べる時は仕方ないと
思われている様子でした。


その後森の木さんが
「ゆにちゃんと紅ちゃんに歌を聴かせるね!」と

言いだし二人は戸惑っていました。 
 「なんの歌でござるか?」「なんの歌なの?」と
質問すると 「シエルちゃんの歌だよ~歌うね~。
シエルちゃんはね~とっても可愛い緑龍ちゃんなの~。
シエルちゃんはね~とっても素敵な可愛い子~。
シエルちゃんはね~いつでも優しい良い子なの~♪」 と
楽しそうにシエルちゃんをほめる歌を歌っていました。

ゆにちゃんと紅ちゃんはあっけにとられて
無言でその歌を聴いている
様子でしたが
その後の事は分かりません。


もしかして森の木さん達のシエルちゃん愛に
びっくりしていたのかも 知れませんね(*^▽^*)
その後シエルちゃんが食べ終わると皆で
仲良く帰っていきました。

今日は紅ちゃんは眠くならなかったようです。

部屋の写真を撮って見たら昨日いた存在は今日は
消えていました。

少しだけ残っていますが
そんなに影響のない存在なんだと思います。


ゆにちゃん、紅ちゃん、シエルちゃんありがとう!
ゆにちゃん達のお母さんの所から2日も来てもらって
お家の守護が大変だったのでは無いかと思います。
とてもお世話になりました。


その後ゆにちゃん達のおかあさんの家で毎日のように
えのきをご馳走になっていたシエルちゃんですが

ある日買い物に行った時にえのきを買わなかったら
シエルちゃんが 「えのき~何でえのき買わないの?
食べたいのに~」と言って来ました。
「だってえのきばかり買えないよ~。
シエルちゃんだってまだお家に帰ってこないんだし、
えのきいつ食べれるか分からないじゃない。
シエルちゃんはゆにちゃんと紅ちゃんのお母さんの とこでも
食べれるでしょ?」と言ったら
「みやちゃんの意地悪~」と文句を言ってました(笑)
毎日のようにごちそうになっているのに
シエルちゃんたらどれだけ食べる気なんでしょうね(*^-^*)

 

その後今回の鬼退治の事や仕事のフォローもあって、
龍宇様に
「今のままではいっぱいいっぱいなのでお手伝いできる

小龍ちゃんっていませんか?」と
何気なく相談したら
「ふむ・・確かにあまりにも負担が増えているようだ。
そのままでは今後に影響が出るし みやも辛いだろう。
そうだな。2人派遣しよう。
説得や相談が得意な白龍と整理が
得意な黒龍を派遣する事にしよう」


「やっぱり白龍ちゃんって説得が得意なんですか?」

「そうだ。のんびりした雰囲気でおっとり聞いてくれる白龍は
つい話したくなるんだよ。
まぁゆにという例外もいるがね。でもゆにも説得は得意だ。
黒龍はテレビを通した向こう側の相手でも話が出来るから
それも今後役に立つだろう。 でも黒龍は整理が得意な分、
みやの家が整頓されていないと口うるさくなるから
それは覚悟した方がいい。派遣してもいいかい?」


「はいっ!是非お願いします!すごく助かりますっ。」

「私も以前から気にはなっていたが、
今回みやの守護についていてこのままでは
いけないとはっきりと思うようになったよ。
それで希望の時間は何時にする?」

「では・・13時でお願いします!
気持ちに余裕を持たせたいので、

興奮していますので 落ち着いてから送って頂けますか?
ところでそうすると家にはセイちゃん(紅龍)、
シエルちゃん(緑龍)、そこに白龍と黒龍

加わるので多くなりすぎでは 無いですか?」

「セイは今はいつ帰れるか分からない。
シエルは帰って来ても森にいるからね。

それに兄弟が出来るからシエルも
もっと楽しくなるだろう。

白龍と黒龍にはその内高尾山で修行してもらいたい。
シエルは希望次第だね。
修行後に白龍は相談にのっている先に派遣して
状況を確認するのがいいだろう。

時には黒龍とシエルと協力して問題解決に当たらせよう。
黒鉄も色々かかえているからね。
いつまでも黒鉄に頼る今のやり方では負担ばかりが増えて
黒鉄にも 申し訳ないと思っていたのでちょうどいいと思うよ」と

珍しく龍宇様が饒舌に話してくださいました。

こういった経緯で更に白龍と黒龍が我が家に加わることに
なったのでした。