虹と太陽と

幻獣ブログです。龍神様や幻獣との関りを載せています

お財布の精霊サイちゃん 番外編2 マチさんと小龍ちゃん達とサイちゃん

Aさんの面接の時のお話を私の側で読んでいた
家の子たちはマチさん一択でした。
 
「マチさんがいい~」
「マチさんが好き~」
「マチさん素敵~」
とすごく気に入ったようです。
三日月ちゃんの所で綺羅星ちゃんとリゲルさんがいいとの
話をちらっと
見ていたのでそのためもあるかも知れませんが
性質の部分もあるのかと。
綺羅星ちゃんは宇宙、リゲルさんはフクロウで夜のイメージです。
そのためか、たいちゃんにはツバメのマチさん一択のイメージが来ます。
 
その話をAさんにすると
 
マチさんが、サーと通ると、
草や木がお礼をする様に柳り、温かい風が吹く。
そんなイメージです^^
燕さんは自ら子育てするので、確かに子育てに向いているのかな?と
今思いました。
木も海も火も土も全て自然。
宇宙も私には自然に感じられる。
ととっても母性も感じる方?なのかな?と想像〔妄想かも〕
してしまいました(*´꒳`*)
 
マチさん気に入られたのですね^^
性質的には確かにたいちゃんに一番向いているのかな?
たいちゃんの泣きにも優しく包み込んでくれそうですね(*´꒳`*)
と応援してくださいました。
 
お話を伺っていて
マチさんは艶のある黒髪に白い顔のすらっとした美人さんで
とても細く包容力のある優しい方だとイメージが来ました。
 
結果としては、
三日月ちゃん→リゲルさん
たいちゃん→マチさん
となりまして二人ともそれで了承して頂けました。
 
綺羅星さんが選ばれなかったので家の子達が
「キラちゃん可哀想~。キラちゃん悲しくない?
キラちゃん素敵なの~。キラちゃん大丈夫?」と
心配していました。
 
 
この日はたいちゃんが大好きなみかちゃんと会って
ご機嫌で遊んでいましたが、家に連れ帰ろうとすると
嫌がって泣き出してしまいました。
 
その時の様子です。
 
たいちゃんは移動する時に三日月ちゃんに両手を
延ばして「あ~~っ」と言っていました。
小龍ちゃん達は聞かないようにして強引に連れてきました。
三日月ちゃんは指しゃぶりをしながらバイバイと
もう片方の手で振っていました。
 
三日月ちゃんの方はそこまでたいちゃんと離れるのを
気にしていない様子なのに
たいちゃんはひどく三日月ちゃんにこだわっているのが
不思議でした。
 
翌日の事
Aさんの所にリゲルさん、家にマチさんが朝から
早速来て頂けました。
 
その日の朝はたいちゃんが盛大に「みかちゃんみかちゃん」と
泣いていて困っていました。
 
すぐにマチさんが抱っこしてあやして下さいました。
たいちゃんは気持ち良いので指しゃぶりしながら寝てしまいました。
 
マチさんに来ていただいたお礼をお伝えしました。
「これからたいちゃんをよろしくお願いします」
「うふふっこの子可愛いわね~。良ければ他の子たちもまとめて
面倒見るわね」と穏やかに笑顔で話しておられました。
 
皆マチさんの居心地の良さにベッドの上で正座で座って
たいちゃんを抱いているマチさんの側に皆でくっついています。
中にはマチさんのお膝で寝ている子もいました。
 
何かしらお礼で出来ることは無いかを聞いたのですが
「みやさんに私にお礼出来ることあると思えないわね~(笑)
気にしないでいいわよ。みやさんは自由にしていて。
私も自由にさせてもらうわね」
 
すごくはっきりしていながら爽やかな風のような話し方で
それぞれ自由にしましょうと言っておられました。
 
一日中では負担が大きいので、昼はマチさん夜は精霊さん
(この時期は冬眠していてもうすぐ起きる様子の
樫の木の精霊で黒龍ちゃんの守護で来ているリューさん)で
交代で子守をする話をしていました。
 
次にサイちゃんです。
買い物に行くのでサイちゃんに「さぁっ。買い物に行くよ~」と
お布団から引っ張り出しました。
するとサイちゃんは「い~や~行きたくないの~僕は家にいたいの~」と
言います。
「どうしたの?最近は元気にお買い物に出かけていたじゃない?」
(すねていてもお買い物の時は嬉しそうに出かけていました)
 
「マチさんの側は気持ちいいの~僕はマチさんの側にいたいの~」と
グズグズしています。
「サイちゃんがいないと買い物出来ないからね、さあっ行くよ~」と
強引にいつもと違うバックに突っ込みました。
サイちゃんは
「いつもと違う~何だか居心地悪い~狭いよ~このバック色はいいけど~
居心地悪い~」と
また文句を言っています。
 
無視してそのまま外出しようとすると
「マチさんの所に戻りたい~マチさ~ん」と
マチさんに助けを求めています。
マチさんが笑いながら「いってらっしゃ~い」と送り出してくれました。
 
 
外に出ても「マチさんのとこがいいの~、マチさんは気持ちいいの~」と
ぐだぐだ言っていました。
 
目的地について買い物をして全部終わってバックに
お財布を入れようとすると
「いたいっ。そんなに乱暴に突っ込まないで~このバック居心地悪いよっ」と
またブツブツ言っています。
「痛かった?ごめんね」と言いながら丁寧に
お財布をバックにしまいました。
 
(そんなに居心地悪いバックなのかな?)と気になりだしました。
サイちゃんに合わせるとバックも
考えないといけない気がしてしまいますね(^o^;)
 
家に帰る時にサイちゃんは泣いていました。
「えっ!?サイちゃんどうしたの?」
「ぼっ、ぼくのお友達のお札さんが減っちゃった・・
お札さ~ん戻ってきてね~。うっうっ。僕は寂しいよ~。
お札さん大好きだよ~」と帰る間シクシクと泣いていました。
 
帰ってきた途端に「僕はマチさんに癒やされるの。マチさんの側の
お布団に戻して~。早く戻して~」と騒ぐので元の場所に
戻したらマチさんの側でぐっすり寝てしまいました。
 
マチさんは交代でお膝で寝ている小龍ちゃん達と
たいちゃんを面倒見ていましたが
サイちゃんにもおだやかな目を向けていました。
ちなみに小龍ちゃん達は交代でお膝に来ますが
一部の子はもうすぐ起きる森の木精霊さんの所に
様子を見に行ってそこで遊んでいました(*^▽^*)
 
※この話は3月上旬の話ですので森の木の精霊さん達は
   冬眠から起きていませんでした。